PCIバス延長記 – ケーブルとかライザーカードを試す

PCIバスを延長して『アースソフト PT1』を搭載するためにいろいろ試したレポートです。全国のPCIバス延長家の役に立てば嬉しいです。

まずは次の画像をご覧ください。このPCIバス延長ケーブルはフラットケーブルを出す向きが逆です。ギターのラップアラウンド・テールピースみたいにケーブルを折り返して反対側に持ってくる感じです。とりあえずラップアラウンドって呼ぶことにします。ちなみにこのケーブルはずっとPT1の延長用途で使用していたので動作に問題はありません。

じゃあ、なぜこのケーブルをそのまま使わないのか。ラップアラウンドをPCIバスに取り付けるとこうなります。

1スロット占有のグラフィックボードとかヒートシンクが小さいタイプだと問題ないのですが、グラフィックボードを『ASUS GT1030-SL-2G-BRK』に変えたところヒートシンクが干渉してケーブルを奥まで差し込めなくなりました。というわけで、ケーブルを真下に出すタイプの延長ケーブル(下の画像左側)を秋葉原の『aitendo』で買いました。

取り付けると実にすっきりしてます。これで問題ないかと思いましたが、PT1の視聴ソフトを起動するとエラー発生。デバイスマネージャーを見ると、うまく認識していないっぽい。

というわけで、eBayで似たようなケーブル(下の画像左側)を購入。なんか黒いテープが貼ってあります。さっそく使ってみたけどこれもNG。

半ばやけくそ気味に安っぽい延長ケーブルも購入。

青いテープが不安を煽ってきます。せっかくなのでこのケーブルは青テープと呼ぶことにします。

青テープはスリムなのでヒートシンクとまったく干渉しません。省スペースなのは最高です。

基板が邪魔でPT1がケースの奥まで入りません。最悪です(笑)

もう新しいケーブルを買うのは諦めました。何とかしてラップアラウンドを使うことにします。

PCI用のライザーカードがあったのでeBayで買いました。

差し込むとこんな具合。良い感じです。

ライザーカード経由でラップアラウンド・ケーブルをPT1につなげて完成。動作問題なし。当分これでいきます。このマザーボード(ASUS P8Z68-M PRO)は古いので買い替えたほうが良い気もしますが、愛着があるのでまだ使っていきたいですね。

せっかくなので無駄に増えたPCI延長ケーブルを全部つなげてみました。PCは問題なく起動するけど、視聴ソフトを起動した瞬間ハングってPC本体のリセットボタンが効かなくなりました。こういうことはやめましょう。

つづいて番外編。PCI ExpressをPCIに変換します。

お盆の前にテストしたらあっさりと動作したのでこれでも良いかと思ったけど、お盆明けに改めてテストしたらPT1をまったく認識しなくなりました。なんか気持ち悪いのでお蔵入りです。

PCI延長ケーブルって店頭だとなかなか置いてないですね。秋葉原を歩き回ってPCショップの店員さんにも聞いたけど、売ってるところが見つかりませんでした。まぁ、こんなパーツなら仕方ないか(笑)

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